周囲の理解を得る努力をする

和装で撮影 フォトウエディングは披露宴などを一切行わず、
新郎新婦が写真を撮影することで結婚式とする新たなスタイルです。


費用を抑えて短時間で済み、二人だけで気兼ねなく
大切な思い出を1枚に残すことができます。


その一方で従来型の結婚式とは大きく異なるフォトウエディングは
本人たちは納得していても周囲には様々な考え方があり、
時には誤解を招くケースがあるのもデメリットです。


伝統的な結婚式をイメージしていた親戚や友人からは、なぜ式を開催しなかったのか
不思議に思われたり、資金難で生活が苦しいのではないかと心配されることもあります。


特に年配の方の間では世間体というものを気にする傾向が強く、式を開催しないのには
何らかの理由があるのではないかと勘繰られてしまうケースも少なくありません。

結婚式の悩み


フォトウエディングを選択することでそのようなデメリットを回避するためにも、
あらかじめ二人の思いを周囲の人々に伝えて理解を得る努力をすることが大切です。


誰でも未知のものについては不安に思ったり、理解するまでに一定の時間がかかりますが、
二人の気持ちを誠心誠意伝えることができれば大半のケースで理解を得ることができ
二人の門出を心から祝福してくれます。

 

気持ちよく撮影を終えるために


フォトウエディングではお寺や寺院、庭園など伝統的な和のテイストや、
ヨーロッパ調のお城などさまざまなロケーションがあり、施設内に完備されていたり
提携している会場に移動して撮影が行われます。


原則として貸し切りで行われますが、特にジューンブライドなど多くのカップルが
結婚したい繁忙期には、大変混雑して稀にトラブルに見舞われるケースもあるので注意が必要です。


最も気を付けたいのが他人の映り込みで、二人きりの大切なシーンが
阻害されるだけではなく、肖像権の問題から加工が必要になったり、
その写真がお蔵入りとなってしまってはいけません。

NGな行為


また、混雑時には誰もが絶好のシーンを撮影したいものですが、多くのカップルも
同じことを考えて混み合うことがあります。そのため撮影は迅速に済ませることが必要で、
あらかじめポーズやアングルについて打ち合わせをしておくことで素早く行動できます。


これらのフォトウエディングにまつわるトラブルを総合的に回避するためには
事前予約が最も合理的で、確保した時間はゆったり撮影が可能です。


また、時期にこだわるのを我慢できるなら、繁忙期を避けて予約をするのもひとつの方法です。
一生に一度の結婚式をフォトウエディングにするなら、あらゆる準備をして気持ちよく撮影を終えたいところです。